Sustainable Development Goals

こんにちは、総務経理”Zackey”です♨

本日5月23日はジョン・フォーブス・ナッシュの命日です。
彼は1994年にゲーム理論と経済学の関連付けでノーベル経済学賞を受賞した数学者で、
そのゲーム理論のうち非協力ゲームと呼ばれるものの最も基本的な概念である、
ナッシュ均衡にその名を残しています。例としてわかりやすいのが囚人のジレンマです。

ある独房にそれぞれ2人の囚人がいたとします。2つの独房は離れており、
お互いが意思疎通を取ることはできません。
2人は尋問を受けている時にある司法取引を持ち掛けられます。
(余談ですが、日本でも2018年から司法取引制度が施行されています)

それは、
①このまま二人とも自白しなければ、証拠不十分なので懲役2年である。
②もし片方が自白してもう片方が自白しなければ、自白した方を無罪放免とし、
 自白しなかった方は捜査に非協力的だったので懲役10年とする。
③もし二人とも自白した場合、それを証拠として懲役5年とする。

内容自体はあまり現実的ではありませんが、客観的にみるとどれが一番良いでしょうか。
もちろん、犯した罪に適した刑が執行されるのが一番ですよね。
——あくまで囚人の視点に立って考えてみましょう。当然、①の二人とも懲役2年ですよね。
懲役の年数だけで見ると①は合計4年、②③は合計10年なわけですから。
ただし、これは我々が第三者の視点から見ているからであって、本人たちはどう考えるでしょう。

お互い、相手と意思疎通が取れないわけですから、自分の利益を最優先しようとするはずです。
自分が自白しない場合で、相手が自白した場合は10年、自白しなかった場合は2年。
自分が自白する場合で、相手が自白した場合は5年、しなかった場合は0年。

自分が自白する/しない場合、相手が自白する:しないの刑期は、
それぞれ10年:5年/5年:0年になるのでどちらの場合も自白した方が短くなります。
そうすると、結局のところ自白してしまうのが最適解となってしまい、
おそらくこの2人は③のお互い懲役5年を選ぶことになってしまうのでしょう。

この個人が合理的に選択した結果をナッシュ均衡といい、
全体にとって望ましい結果をパレート最適と言います。
このゲームでは、それらが一致しないことになります。

これは経済にも言えることで、全体の幸福を追求するためには、
自分の利益のみを追求しても仕方がないわけです。
最近盛んに叫ばれているSDGs(持続可能な開発目標)にせよ、
当然それらを考慮しない方が自分の利益は追求できる場合が多く、
そのため全体のことを考えるのは非常に難しいということになります。

2015年、これとは別の数学的功績によりアーベル賞を受賞したのですが、
会場であるノルウェーのオスロからの帰路、
アメリカでタクシー事故により夫婦ともに亡くなってしまいました。

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と少し難しいことを書いたところで、ラーメンブログに入りましょう。
映っている醤油ラーメンの他に、餃子も注文しました。
家庭料理的な味でリピートしたくなること間違いなしです!

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